大町市の記憶 [信州ドライブ計画]
出発(5月17日)まであと1週間
この旅の楽しみはたくさんありますが
本州上陸後、最初の日の宿泊地・新潟県糸魚川市付近と
次の日に通る長野県大町市を通るのも楽しみのひとつです。
これは私が23歳のとき
父と一緒に愛知県から北海道に帰るときに
長野県大町市から黒部ダムへ行くために走った
大町有料道路(現在は無料)の通行券です。
昭和48年7月27日
もう42年もたったのですが
大町市のことがすごく記憶に残ってるのです。
この前年にも、愛知県から北海道にクルマで帰省のため
大町市を通っているのでこのときは二度目の大町市でした。
あのとき
きれいな青空の下、高い山並みに囲まれた
大町市を通ったときは、夏休みということもあり
黒部ダムや立山方面の登山へ行くためか
街の中はクルマや人ですごく活気にあふれていました。
そして街の中は
国道なのにすごい急カーブがあったのです。
大きな街の中に急カーブの
国道があるなんて珍しいので
活気あふれる山岳の街。
急カーブのあった街という
大町市のイメージが
ずっと残っていましたが
自分の記憶に100%の自信もなかったので
先日、ネットで大町市内の地図を見て
急カーブの国道が存在するか調べてみました。
ありました
記憶は少し正しかったのです
国道147号線が街の中で90度に曲がっていました(左折)。
ただしカーブというよりも
まっすぐ走ると、細い市道に出る交差点のようで
その市道が小さかったためなのか、あとで出来たのか
交差点というよりもカーブと記憶に残ったようです。
変なことを42年間もよく覚えていたものですが
記憶には少し自信が出来ました。
もう一つ強烈で感動的な記憶が残っています。
初めてクルマで愛知県から
北海道に帰省した22歳の時の話ですが
夜に愛知県を出発
ほとんど休憩もしないで走って長野県を抜けて
夜が明けたころ、日本海に着いて一安心
ちょっと休憩しようと思ってクルマから降りて
走って来た方角(長野県側)を振り返ってびっくりしました。
巨大な山の塊が
まるで空に浮かんでるように見えたんです。
その驚きは富士山を初めて
見たときよりももっと大きなものでした。
自信はないのですが、たぶん新潟県糸魚川市の
近くから見た白馬岳など後立山ではないかと思っています。
今回、長野市側を通らないで
糸魚川市から長野県に入る理由は
この巨大な山景色を期待するのと、北アルプスや
仁科三湖や大町市も見たいと思ったからでした。
本州上陸の一日目は
夕陽に照らされた
後立山と日本海に感動しながら
糸魚川市の駅前ホテルに到着する筋書きです
今回はコメント欄を閉じました\(_ _*)