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小説の舞台が谷川岳 [読書]

ネットで北見図書館の蔵書を調べてみたら
いいもの(本)見つけたので
ネットで予約しておいて後日借りてきました。


CIMG1936.JPG
 
一番右の本を見てください。[右斜め上]

表紙が茶色く変色してますが
昭和38年10月発行で値段は300円。
 
昭和38年10月と言ったら
東京オリンピックの1年前。
私が中学2年生のときに発行された本です。

CIMG1930.JPG


この古い本は新田次郎の短編集だったのですが
この中の翳(かげ)りの山という物語が
1カ月前の関東旅行で行って来た谷川岳と
谷川岳の麓・土合が舞台になっていたのです。

土合(どあい)駅
CIMG1687.JPG

下の写真は土合駅から奥に入った谷川岳の
山岳資料館(左に少し見える)のあるところですが
あのときの記憶では、駅からここに来る途中に
山の家のような宿泊施設があったようなんです。

CIMG1689.JPG
 
新田次郎は実在した建物や人物などを
元に物語を作っていることが多いので

あの土合駅を過ぎたところで私が見た
宿泊施設は、建て替えてはいるだろうけど
もしかしたら新田次郎が物語の舞台にした
土合の山の家だったのかもしれません。
 
それから写真の真ん中の本
風の遺産
これも谷川岳が舞台でした。
続けて2冊も谷川岳が舞台の小説を読んで
嬉しい限り、また谷川岳が見たくなりました。


関越自動車道・赤城高原SAから眺めた谷川岳(4月17日)

CIMG1656.JPG




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Enrique

学生時代この近辺の関越道の融雪装置の試験敷設工事のアルバイトをした記憶があります。
by Enrique (2017-05-21 06:31) 

kawasemi

初夏というより、夏です。
また、暑さとの戦いが始まります。
谷川に行ったのはいつだったでしょうか。
土合駅、面白かったです。
by kawasemi (2017-05-21 09:20) 

cooper

旅した場所が 小説に書かれていたなんて、
先に知っていれば また別の景色が見えたのでしょうね。

昨日、ほんの少しですが 野菜苗を植え付けました。
by cooper (2017-05-21 13:18) 

プー太の父


Enriqueさん こんにちは~

高速道路の工事現場でアルバイトをしてたんですか。
融雪関係のアルバイトというと
このあたりは結構雪の降るところなんですね。
土合駅の付近は行ったとき(4月の半ば)は
こちらよりも残雪の量が少し多かったです。
by プー太の父 (2017-05-21 16:07) 

プー太の父


kawasemiさん こんにちは~

こちらも4~5日前から暑くなってきて
先日は今年二度目の30度も記録しました。
長い間寒い中で生活していたので30度は猛暑の感じです。

谷川岳に何度か行ってましたか。
あの土合駅はすごいですね。
kawasemiさんも谷川岳登山で土合駅を利用したんですね。
もうかなり前に土合駅が出てきた小説を読んでから
一度は行ってみたいと思っていたので
4月の土合駅訪問のときはとても感激しました。


by プー太の父 (2017-05-21 16:13) 

プー太の父


cooperさん こんにちは~

この土合駅のことはかなり前に小説を読んで
知ってはいたのですけど、今度の小説は土合周辺の
宿泊施設が舞台でした。
もう1カ月ちょっと先にこの小説を読んでいたら
また違う楽しみもありましたね。

私はまだ種も苗も植えてないんですよ。
いよいよ今月の最終の日曜日あたりにするつもりでした。
その前に苗も買わないでのんびりしていました。
早くしないとまたすぐに冬になるかもですね。
by プー太の父 (2017-05-21 16:21) 

majyo

新田次郎さんはほとんど読んでいますね。
山なんか行かなかった頃よりです。
土合の駅は私も昨年行きましたが、小説の舞台になりますから
感慨ひとしおでした。
山岳小説ってどうしてあんなに心惹かれるのでしょう。
行きたくなりますね。その現場に
by majyo (2017-05-21 18:59) 

夏炉冬扇

こちら、今日は一気に夏になりました。
by 夏炉冬扇 (2017-05-21 19:36) 

プー太の父


majyoさん こんばんは~

私もほとんど読みつくしたとおもっていましたが
図書館の棚に並べてないで、書庫に保管してるのも
あるようでかなり古い本が何冊も見つかりました。

この谷川岳よりもすごくびっくりしたのは
北見が舞台になった本もあったのです。
その物語の取材のために新田次郎が北見に来てるのですが
私が北見に住み始める1年前のことでした。
その物語の題名は「野付牛の老尼」といいますが
野付牛とは北見の昔の地名です。
こんなこと北見市民でも知ってる人は少ないと思いますし
図書館でも特別なにも教えてくれないのは残念なことです。

登山小説はいいですね~
特に新田次郎の小説は推理小説でもないのに
すご~くワクワクさせられます。
by プー太の父 (2017-05-21 19:49) 

プー太の父


夏炉冬扇さん こんばんは~

今日は各地すごく暑くなったようですね。
こちらは25度くらいで爽やかな風も吹いて
ちょうどいい過ごしやすい一日でした。
by プー太の父 (2017-05-21 19:51) 

tarou

プータの父さん、おはようございます。
横浜の大さん橋には、大型客船が寄港するので、
運が良ければ見ることが出来ます。

谷川岳を舞台にした小説を3冊も読まれましたか。
谷川岳にはまだ写真を始める前でしたが、
一ノ倉沢を見たく出合に出掛けた思い出が有ります。
その頃はまだマイカー規制もなく簡単に行くことが出来ました。
谷川岳を見たくなった切っ掛けは、
たぶん何かの本を読んでかと思いますが
思い出せません。


by tarou (2017-05-23 04:59) 

プー太の父


tarouさん おはようございます

会社はいつも5月は忙しいので、私も先週の月曜日から
日曜日を除く毎日の早朝(5時)出勤が続いていました。
今週の金曜日までなのでもう少しの我慢です。

横浜港では常時、大型客船が見れそうですけど
そんなにいつも見られるわけでもないのですか。

tarouさんは一ノ倉沢を見たことがあるんですね。
一ノ倉沢は結構、山岳小説の舞台になることが多いですが
もしかしたら新田次郎の本だったかもしれませんね。
新田次郎は富士山頂の気象観測所に長いこと勤務
していたので、山の描写もリアルで面白いですが
谷川岳にも詳しいので何度も登ってるのかと思います。
by プー太の父 (2017-05-23 09:23)