登山始めてちょうど10年 [雌阿寒岳]
今朝も目が覚めたのは夜中の1時半。
「もう好きなようにしてくれ~」
ヤケクソになったのが良かったのか
そのあと二度寝をして目が覚めたら3時半です。
これだけ眠ればなんとか今日は遠くに行けそう
ああ良かったと安心して布団の中でいろいろ考えました。
そういえば登山を始めてから今月で
ちょうど10年、そして初めての登山が「雌阿寒岳」でした。
決定今日は
「私が登山スタートした山・雌阿寒岳へ10周年記念登山」
ということで雌阿寒岳(めあかんだけ)登山に行きました。
雌阿寒岳なんて聞いたことがないという方も、阿寒湖は知ってますね
その阿寒湖のすぐ近くには「雄阿寒岳、雌阿寒岳、阿寒富士」と 三つの山があり、雌阿寒岳と阿寒富士は仲良くピッタリ寄り添っています。
左の山が雌阿寒岳 右の山が阿寒富士 そしてこのエメラルドグリーンの湖はオンネトーと言います。
雌阿寒岳に行ったことがない人も
雌阿寒岳登山の
雰囲気を少し味わってみて下さい。
あちこちに サクラソウが咲いています
まだあちこちに雪が残って
いました。
つい最近まで見あきるほど
見た雪なのですが
こういうところで
見る残雪もいいものです。
この大きな山が雌阿寒岳に寄り添う阿寒富士です
そしてエメラルドグリーンのオンネトーも見えます
雌阿寒岳は活火山なのでいつも白い噴煙を吹き上げています
ここにも青い湖? これは青沼と言います
だんだん頂上が近づいてきましたが
ちょっとひと休みして、甘いものを補給(今日のおやつはこんにゃく羊かん)
桜の香りがすごく良くて美味しかったです
中央の山が雄阿寒岳そして阿寒湖も見えます
手前の噴火口の跡はダイナミックでしょう。
活火山なので防災サイレンが鳴ったら
すぐに避難することになってるのですが、どこに逃げればいいのか・・・
やっと頂上に着きました
少しは雌阿寒岳登山の雰囲気を味わえましたか
それでは私は登山歴10年を振りかえりながら、コンビニ弁当の昼食にします。
(雌阿寒岳は今日が9回目、コースはキャンプ場コースでした)
みなさんお疲れ様でした
今年初めての登山・雌阿寒岳 [雌阿寒岳]
昨日の日曜日
道東は前日の予報によるとあちこち快晴の天気予報でした。
早朝3時ころから目が覚めて、いろいろ考えると興奮してもう眠れません。
何を考えて興奮したのかって・・・もちろんあれです。
今日はあまり用事もないのであそこに行こう
あわてて布団から出てビールを冷凍庫に入れました。
それからまたのんびりして、6時にプー太の散歩も終えてから
冷凍庫からビールと保冷剤を取り出したり、いろいろ準備して6時半出発。
途中、コンビニで弁当とおやつを買い求め、家から80キロほど走って8時頃
見えました~
今日は中央に見える雌阿寒岳(めあかんだけ)に登るのです
去年の10月に仁頃山(ブログタイトルのにころ山)に行ったきり
暇と天気のタイミングが合わないので、すっかり登山から遠ざかっていました。
登山口で入山時間や住所、電話番号、年齢など記入して登山開始~
3合目あたりまでは樹林の中を歩きますが
すごく涼しくてヒンヤリします
そして樹林帯も終わり視界が開けると急に暑くなります
ようやく6合目を過ぎましたが、いつもより早く疲れてしまいました。
朝早く目が覚めて寝不足だから仕方ない、まぁ今日は無理しないで
このへんで引き返そうかと思いながら、とりあえずゆっくり休憩。
弁当と一緒に買ってきたドーナツとコーヒーでエネルギーを補給。
家を出るとき紙コップが見つからなくて、いつもお茶を飲む
湯飲み茶碗を持参、お湯はセブンイレブンでもらってきました。
このドーナツ、中に白いクリームが入っていてすごーく美味かったんです。
たちまち元気が湧いてきました。パワー全開
ひき返すなんてとんでもない、頂上目指して出発だーっ
セブンイレブンの110円のドーナツパワーのおかげで
今年初めての山登りも、無事に頂上まで登ることが出来ました。
頂上の気持ちいい景色を楽しんだあと、さっき休憩したところまで下山。
登山路から10メートルほど離れたところで楽しみのランチタイム。
みんなが通る所に近いとこんにちは~と挨拶が大変ですが
ここなら離れているのでのんびりできます。
冷凍庫に3時間入れてから保冷剤と一緒に持ってきたので
ビールは最高の冷え具合、これが登山の楽しみなんです。
美味かったですよ~
登山のときのランチタイムの定番
セブンイレブンの幕の内弁当とプレミアムモルツと温かいお茶
こんなときにも次から次とたくさんの人が登って行きますが
そのうちに若い娘さんと目が合ってしまいました。
娘さんがこちらに身を乗り出すようにして
大きな声でこんにちは~~
私も負けずに大きな声でこんにちは~~
登山が楽しくて仕方がないというような、底抜けに明るい笑顔でした。
雌阿寒岳・10回目 [雌阿寒岳]
一昨年以来久しぶり
10度目の雌阿寒岳(めあかん)に登ってきました。
エメラルドグリーンの神秘の湖・オンネトー
左・雌阿寒岳(1499m)右・阿寒富士(1476m)
駐車場では本州各地のナンバーの車が見られ
いよいよ北海道の夏山も賑やかになってきた感じです。
今日もいろんな人たちと立ち話をしました。
熊本から来たご夫婦、山口から来たご夫婦
新潟から来た3人連れの男性グループ。
みなさん60代か70代始めの年齢かと思いますが
「この山は急な山ですね~」と言いながらも
広い北海道を山登りしながら旅を楽しんでいるようでした。
頂上からすぐとなりに阿寒富士
雌阿寒岳は10度目でも阿寒富士は1度登っただけ。
あの山はズリ山のようで大変なんです。
2歩登っては1歩後退なんて気分なので登るのが嫌になります
雄阿寒岳が見えますがあちらも1度しか登っていません。
やっぱり雌阿寒岳が一番好きなんです。
「日本百名山」を書いた深田久弥がやってきたとき
雌阿寒岳は火山活動が活発で入山禁止のために
雄阿寒岳しか登れなかったようですが、その後この
数十年のあいだにやはり何度か入山禁止になっています。
景色もいいけど一番の楽しみはやっぱりこのとき
以前は見られなかったことですが
こんな山の上までも、中国人だか台湾人だか
たくさんの若い外国人たちが押し寄せていました。
「爆買い」の次は「爆登り」かと心配になります。
それにしても道外ナンバーのクルマの多いこと
やっぱり「日本百名山」ですね~
山登りと解凍ビール [雌阿寒岳]
そろそろ夏山も終わりに近づいてきたので
悔いのないようにと、7合目から上は入山禁止の
規制が続いている雌阿寒岳に行ってきました。
天気はパッとしなかったのですが、自然のなかで
缶ビールを飲みながら弁当を食べたくなったので
山登りよりも弁当タイムが目的のようなものです。
噴火警戒レベル2
入山規制のために7合目までしか登れません。
缶ビールなんてもってのほかなんですが
まぁそのへんはあまり固く考えないでください
保冷剤なんかに頼りません。
あくまでも凍らせたのを自然解凍するのです。
いまでは、飲む時間も考えて美味い
冷えころの適温にするのが上手くなりましたが
最初のころは、凍らしすぎて缶が破れたり
さぁ飲むぞというときにガチガチに凍っていて
飲めなかったり、シャーベット状になっていたり
逆に温まりすぎていたりいろいろと失敗もありました。
しかし、たゆまぬ努力と研究の結果
今ではどんなときでもだいたいは
最適の冷たさで飲めるようになりました。
そして登山開始してからも
食事時間を考慮しながら
直射日光が少ないし気温も低いので
少し早めにアルミの袋から取り出したりと
テレビかなにかで凍らしたビールは味が落ちるって
こんな美味い解凍ビールを飲んだこともない専門家の
ような顔した人が、理屈だけで言ってるんでしょう。
私が凍らして自然解凍した
山で飲むビールは間違いなく旨味が増しています。
本当なんです
釧路に捕鯨の仕事で来ているという
60歳前くらいの男性としばらく話しこみましたが
大学時代はワンダーフォーゲル部だったそうで
しかも外人並み以上に足が長くて日本人離れ
あんな均整のとれた素晴らしい体の日本人を初めて見ましたが
30年前の若いころ、南アルプス・北岳の山小屋から
7~8人の仲間と一緒に日航機が御巣鷹山に墜落する
事故を目撃したことが忘れられないと言ってました。
今年はじめての雌阿寒岳 [雌阿寒岳]
Oさんの登山復帰祝 [雌阿寒岳]
仕事のほうは、13日~15日の3日間
楽しみにしていたお盆休みに入りました。
13日はさっそく
雌阿寒岳登山となりましたが、7日に行った
ばかりなので1週間で二度目の雌阿寒岳登山です。
しかし
この日は単独登山ではなくて、私に登山の
楽しみを教えてくれた先輩のOさんと一緒です。
以前、ブログ記事にしたことがありましたが
(あのときの記事はこちらです⇒2015-11-03)
Oさんが大きな病気をしてから驚異的な回復をして
数年ぶりに一緒に登山をすることになりました。
この雌阿寒岳は、私がOさんに14年前
初めて登山に連れてきてもらった山。
私が登山を始めた山です。
この日の登山コースはダラダラ長く人気もない
寂しい阿寒湖畔側コースですが、こちらも
雌阿寒岳らしいダイナミックで雄大な風景が広がります。
こちらの登山コースの風景は、荒々しい
雌阿寒岳とは対照的に優しい山姿の雄阿寒岳が主役です。
(どちらも阿寒岳として日本百名山になっています)
手術後の弱々しい
Oさんの姿を見ている私は、もう一緒に山に
登ることはないかもしれないと思っていたので
Oさんの回復祝を兼ねたこの登山は
また特別に嬉しく楽しい登山となりました。
注)
今回登った阿寒湖畔側の登山コースは
10年ほど前にOさんと登って以来二度目でしたが
登山道はササも伸びて、木の枝も伸び放題です。
グランドキャニオンのような雰囲気が
あったり、景色はとても素晴らしいコースですが
あまり登る人もいないし、伸び伸びになった
ササのために道を間違いそうなところも少しあります。
雌阿寒岳が初めての人や単独登山の方は
野中温泉付近から登る温泉コースが一番のおすすめ
次がオンネトーの奥のキャンプ場コースがおすすめ。
熊なんかまったく恐くもないという方は
ぜひ阿寒湖畔側からのコースを登ってください。