5月17日

7時半北見出発→夕方小樽港出航・フェリーに1泊

 

5月18日

フェリーに乗ってもいつものように早寝早起き。

部屋の窓から海を眺めると
まだ天気は崩れていませんが、この日の予報は下り坂。
後立山の風景が見れるかどうかそればかり気になります。

 

朝食も海を見ながらいつものように軽食。
これで520円。
日本海フェリーは食事の値段も安いのです。


 

朝食は写真に撮っておきましたが
昼食は写真に撮らなかったので何を食べたか思い出しません#59124;

午後4時近く

いよいよ新潟港・下船のためクルマの中で待機

 

下船後、走り出しますが
そのあとはカーナビも無言になってしまって
非常に分かりにくい新潟市内を
少し迷ってから高速道路に入ります。

高速道路を走ると、街の様子を見れないので
出来れるだけ一般道路を走りたいのですが
暗くなる前に糸魚川市に行かなければ
昔見たあの巨大な山景色が見れないのです。

新潟市から約170キロほどを
3時間で走らないとならないのに
迷って時間をロスしたうえ空はどんより
もう暗くなりかけているので少し焦りました。

そして驚くほどの数のトンネルを抜けて
糸魚川市の手前20キロ、雨も降りだしてきたので
巨大な山景色を諦めかけていたそのとき、雲の隙間から
チラチラと白い雪景色の麓や中腹が見えてきたんです。

そんな天候のため全容は見れなかったので
はっきりと確認できなかったのですが
その雰囲気と方角からして、これが後立山と確信しました。

時々部分的に見えるのですが
残雪の多さと、せまってくるような迫力で
そのへんの山とはまったく違うと感じたのです。

 

頂上までは見れなかったものの
部分的に見える残雪の山姿に感激しながら
北陸新幹線の停まる糸魚川駅に着きました。

ネットで見つけて予約しておいた
安いビジネスホテルもすぐ見つかりましたが

このとき、周りはだいぶ暗くなっていて
時計を見ると予定どおり7時になるところでした。

 



ここの72歳になるという
女将さんにルームキーをもらってびっくり。
フェリーの部屋と同じ403号室だったんです。
女将さんにそのことを言ったら、「これも何かの縁」と
喜んでくれて、発泡酒を1本プレゼントしてくれました#59120;

ビルの4階(7室)だけがホテルで
あとの階は飲食店などになっていましたが
この女将さんがビルのオーナーの感じでした。

この方に山のことをいろいろとたずねたら
なんと#59140;若い時に白馬岳や立山は2~3回登って
槍ヶ岳にも登っているという、山ガールの大先輩
だったのですが、北陸新幹線が出来たおかげで
山景色が見えにくくなってしまったと嘆いていました。

 

周囲からはカラオケも聞こえていましたが
部屋の中は物音ひとつしない静けさで
いつものように夜9時には
ベッドに入ってすぐに眠ってしまいました。

この時点で

明日は
白馬村の近くから後立山の最高峰「白馬岳」に
最接近するので、まだまだ巨大な山景色の全容を見る
チャンスがあるのですが、雨はますます激しくなっていました。

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