最低気温が氷点下になるなど
しばらく寒い日が続きましたが
昨日の日曜日は暖かくなりました。

こんな天気のいい休日になんにもしないのは
もったいないのでまた西別岳に行ってきました。

実は先週の日曜日の5年ぶり
西別岳登山が忘れられなくて、天気が良かったら
また絶対に行こうと思っていたんです。

 


雌阿寒岳や大雪山などのような全国区の
山になると本州各地から来る人たちが多いので
本州各地の様子などを聞いたりする楽しみもあります。

ところが、地元北見の「にころ山」や
釧路管内標茶町にあるこの「西別岳」などは
地元の常連客が多いので
山の話や土地の話などを聞くのが楽しみです。


西別岳には4か所のピークがありますが
どのピークからも摩周湖を見ることが出来ます

リスケ山



この日は高齢の男性としばらく話込みました。

昭和12年生れというから現在79歳。
家業は酪農ですが、今は息子さんとお孫さんが
あとを継いで頑張っているようです。

この男性は18歳のときに九州の福岡から
親戚など頼って別海町に入植したそうですが

入植した当時は

寝ていても吐く息で布団の襟元が凍りついて
しまったり、屋根裏は吹雪の雪が入ってきて
日中になると入りこんだ雪が解けて雨漏りがしたりと
九州では体験できないいろんな苦労があったようです。


ヌ牛別岳

 

頂上に着いたら登山口付近で会った
まだ30代半ばくらいの若い男性がいました。

この男性に
「おじさん何歳ですか?」って聞かれたので
67歳だと答えたら

「おじさん若いですね、ボクは1時間10分で
登ったのですけどおじさんは5分くらい遅れただけで
1時間15分くらいで登っていますよ
しかも写真を撮りながら。お元気ですね~」

ここが一番高い西別岳頂上

 

若い人に褒められてしまいました。

自分では見かけも若いつもりですが?

若い人の目には、老けた年寄りが
頑張って登ったように見えたのでしょう#59120;


裏摩周がよく見えるピーク・北西別岳

 

先週は冷たい強風が吹いて寒かったので
下山してからクルマの中で弁当を食べたのですが
この日は登りのとき汗が噴き出るポカポカ陽気。

缶ビールを飲みながら早めに弁当を食べて
の~んびりあちこち山の上を散策してきました。

それにしても素晴らしい眺めと西別岳の雰囲気
出来れば今年もう一度来たいなと

ますます欲が出るのでした#59120;