しばらく沈黙していました。

先週の木曜日の夜中に突然
体調がおかしくなってしまいましたが
「風邪くらいで病院なんて」と思って
市販の風邪薬を飲みながら
仕事も休まないでなんとか頑張っていました。

もう10日も過ぎたのに
まだ少しおかしいのですが
それでもだいぶ良くなってきたところです。

 

風邪をひくと子供のころを思い出します。

故郷は夏の間
一日に2~3本のオンボロバス(宗谷バス・本社稚内市)が
走っていましたが、冬季間は大吹雪などの積雪のために
雪が解ける4月の中頃までは陸の孤島になってしまいます。

病院に行こうにも、国鉄の駅まで雪道を4キロ。
1時間かけて歩いてそれから汽車に乗って
病院のある浜頓別町まで約30分かかります。

そんなことで風邪をひいたくらいで
病院に行くなんてとんでもありません。

親が富山の置き薬を出して

「これを飲んでおとなしく寝てろ~#59138;」

不思議なことに
富山のクスリを飲んで寝ながら大量の汗を出すと
早く熱も下がってカラダが楽になったものです。

そうやって半日も布団の中で汗をかいて楽になったら
腹が空いてきて「腹減った~#59140;」と言いながら
布団から出ると、親もようやくホッとした顔になります。

40度以上の高熱が出るんだから
普段はあまり心配そうな顔を見せない親だって
内心はすごく心配していたんだろうと思います。

それから晩御飯を食べてまたクスリを飲んで寝て
朝になったらすっかり回復していました。

しかし、いま同じことをやろうとしても
あのころのように、布団の中でどっぷり
汗なんかかいたら気持ちが悪くて寝てられません#59124;



今の親はちょっと熱が出たくらいで
心配してすぐに病院に走ります。


世の中の若い父親母親へ

かわいい子供の熱が少し
上がったからってすぐに病院を頼るな。

そんなことだから医者は外車に乗ってるのに
健保は赤字だと騒ぐんだ~~~ぁ#59140;

もちろん最後はジョークです#59120;