栃木から札幌まで来ていた
智恵子さんが、
都市間バスに乗って
遠い北見まで足を延ばしてくれました。

娘のさおりちゃんも一緒です。

前に北見に来てくれたのは
もうだいぶ前の話で、さおりちゃんは
まだ小さく智恵子さんも若いママさんでした。

あれから長い時が経ち
智恵子さんは還暦を過ぎ、さおりちゃんも
すっかり大人の女性に変身していました。

本当に久しぶりの再会、その夜は
近くに住む娘と孫も来て賑やかになりました。

自分の記憶では、北見に来てくれたのは
今回は2回目だとばかり思っていましたが
よく聞いてみたら3回目だったようです。


次の日は智恵子さん親子に女房と
4人で摩周湖までドライブに出かけました。

 

美幌(ビホロ)峠から望む
屈斜路(クッシャロ)湖





7月の下旬ころからパッとしない天気が多く
8月に入ってからは18度~23度という
寒いくらいの天気が続いていましたが

この日は久しぶりにきれいな青空に
なりそうな雰囲気、寒くもなく暑くもない
絶好のドライブ日和になりました。

屈斜路湖・和琴半島





ここは前に記事にしましたが
仕事(修学旅行生の
昼食弁当配達)で来たところ。

 

屈斜路湖・砂湯です



 


その先、川湯温泉街を過ぎると

激しく噴煙を上げる硫黄山に到着。







ここのお土産屋さんで
昼食を済ませて摩周湖に向かいます。

かつて布施明の
霧の摩周湖」が大ヒットしましたが

夏場の摩周湖は霧が多いので
摩周湖がきれいに見える確率
自分のカンでは30%ほどでした。

若いとき一度経験しましたが
ひどいときには、進むのも後退するのも
不可能なくらいの霧になることもあります。


せっかく遠いところから来た二人に
なんとか摩周湖を見てもらいたいと
心配しながら走りましたが天気は良くなるばかり


摩周湖に到着#59140;

 

きれいに見えました。

ここのお土産屋さんの人なのか
お客さんは運がいいですよ」と
言われましたが
それもそのはず
こんなに夏らしい天気になったのは
8月に入って初めてのことだったのです。

 

智恵子さんとさおりちゃんも大満足
栃木日光の中禅寺湖にも負けない風景?






摩周湖のすぐ近くまで来たのは
還暦記念登山のとき以来だったので
あれから約8年も過ぎてしまいました。

60歳になった次の日に
あの摩周岳(別名カムイヌプリ)に登って
断崖絶壁に目を回しそうになったのです。

 




あのときの様子「カムイヌプリ
           #59136;




 

 

実は長いあいだ 


このへんは「阿寒国立公園」の
名称だったのですが、地元弟子屈町などの
念願がかない「阿寒摩周国立公園」と
環境省による名称変更になりました。

つい最近8月8日から名称変更です。

まだあちこちの看板が「阿寒国立公園」の
ままでしたが、この看板だけは新しい
名称「阿寒摩周国立公園」になっていました。

#59136;



摩周湖の素晴らしい景色を
見たあとは阿寒湖へ向かいましたが
残念ながらこちらは天気が悪かったので
クルマから降りないで温泉街を通過してきました。


北見に着いたら駅近くのビルが
解体されようとしていたのを発見。

なんだこりゃ?」と思っていたら
北見駅周辺の再開発が始まったようです。







田舎くさかった北見の街も
3年後には近代的な街になりそうです。


この夜もわが家で楽しく過ごしましたが
北見での2泊3日もあっという間に終わり
次の日の朝、智恵子さん親子は
女満別空港から東京に向かいました。

智恵子さん親子が帰ったあとは
北見も急に暑くなって30度超えが3回も。
2人が気温23度前後の涼しい北海道を
楽しんでくれたことがなによりです。

楽しい夏の出来ごとも終わって
またジジババ二人の生活に戻りました#59123;