寒さのピークは過ぎたようですが
オホーツク地方は流氷の季節です。

オホーツク海沿いの町では網走市と紋別市の
流氷観光が盛んですが、北見市にも海があるので
地元北見市常呂町の海岸で流氷を見てきました。

この日は氷の隙間が大きくて海も見えます。




どこまで砂浜かどこから海なのか区別がつかないと
思うので、同じようなところから撮った夏の写真と
見比べてみてください。




いつもながら流氷を見ると心が洗われるようで

とても気持ちがいいです。この綺麗な流氷は
あの憎らしいロシアからの贈りものです#59120;

同じオホーツク地方でも今ころの網走や紋別は

流氷観光で国内外から来る観光客で大賑わいですが
北見の海は3連休だというのにひっそりと静かでした。






こんな素晴らしい景色なのに、ここで流氷を
眺めているのは未来も明るい若いカップル二組と
人生も残りが少なくなった侘しい高齢者が一人#59123;
              

           これプー太の父(^^;


















ーーーーー故郷もオホーツク海ーーーーー












もしも、故郷からロシアのサハリン南端まで
高速道路が出来ればロシアまで数十分の距離です。









下の写真は自分が4歳の時の夏の海です。
北の海もまだニシンがたくさん獲れていたので
故郷にも東北地方から多くの人達が出稼ぎに
来ていましたが漁船はまだ帆掛け船でした。


70年前・昭和29年7月・父の帆掛け船の上で





私の故郷の家は海のすぐそばだったので
子供の時から流氷を眺めていました。
天気の良い日にはサハリンの島影が見えるので
「氷の上を歩いてロシアの国に行ってみたいな」と
楽しい空想をしていたものです。

温暖化の影響なのか流氷はこの50年で25%も
減っているようで、子供の頃に見ていた迫力ある
流氷を見ることはなくなりましたが、雪よりも
白く見える流氷の美しさは今も変わりません。


これは数年前・網走の近く小清水町の海岸