私達の年代や上の年代の人達が子供のころ
誰もがラジオか何かで一度や二度は
聞いたことがあると思いますが

講談や映画・芝居でお馴染みだった国定忠治。

「赤城の山も今宵限り・・・」

我が家を出発してから6日目

5月22日・赤城山を楽しみました。

この日は、山や地理に詳しい兄が一緒のうえ
移動する距離も短いので、のんびり朝7時半
二人で深谷市のホテルを出て赤城山に向かいます。

ちょうど朝の出勤時間帯で
クルマの混雑が激しい高崎や前橋を通り
しばらく走って赤城山の大沼に着きました。

カルデラ湖・大沼(10時半)

 

この赤城山という山の名前はひとつの
山ではなく、たくさんの山の総称をいいます。
いちばん高い山は黒檜山(くろびやま・1828m)
2番目に高いのは駒ヶ岳(1689m)ですが

まだ旅の途中で無理もしたくなかったので
3番目に高い地蔵岳(1674m)に登りました。

地蔵岳頂上(1674m)
 
 
下に見えるのは大沼
 
中央やや右に富士山
 
360度の眺めが本当に素晴らしいのですが
この山は登山口からの標高差もそんなにありません。

遠足のコースにもなっているようで
この日は小学生の団体が2校ほど遠足に来ていました。

下山後、昼食のために
クルマで食堂のある大沼まで移動します。

 
大沼から見た地蔵岳

 
腹いっぱい食べてさっきの地蔵岳の近くの
駐車場まで戻り、二つの山を縦走しました。
(縦走なんていうとだいぶ大袈裟なんですけど#59120;)

 長七郎山(1579m)頂上
午前中に登った地蔵岳が見えます


小地蔵岳(1574m)
ここは、ほとんど展望はありません


まだ時間に余裕があったので
駐車場を移動してもうひとつ登りました。
 
見晴山頂上(1458m)
 
まるで秋の紅葉みたいでしょう
このオレンジ色はレンゲツツジ。
ちょうど咲き始めたところですが、このへんは
レンゲツツジがたくさん咲いて有名なところのようです。
 
見晴山展望台(午後3時半)
 

見晴山を最後に赤城山から北上
この日の宿泊地・沼田市に向かいました。

途中、大きな峠を越えて沼田市が近くなったころ
田園風景の向こうに素晴らしい山が見えてきました。
ぜひ見たいと思って楽しみにしていた谷川岳です。
 
 

助手席の兄は
日本百名山を10年以上前に全部登り終えていますが
「この谷川岳が大好きで10回以上は登っている」と
いうほど、山姿ばかりでなく魅力のある山のようです。

道端のポピーと谷川岳

優しい田園風景と谷川岳を見ながら
この日の宿泊地・沼田市に着きました。

このあたりは
21年前に通っているんですが
あのときは関越自動車道を走ったので
沼田市の街を見ることは出来ませんでした。
 
さらにもっと古い42年前

ときどき昔話に出てくる父親を乗せて
北海道に帰るときに通っているのです。
 
あのときは、黒部ダムを見た後、信州松本から
上田・小諸・佐久の街を走り抜け、碓氷峠を通って
安中・渋川、そして沼田市に到着後日光に向かいました。

5時前

兄と沼田市のホテルにチェックイン。
谷川岳など山景色の素晴らしい街

42年ぶりの沼田市に感無量でした。