5月23日・坂戸山登山のあと三条市に宿泊
5月24日・フェリー(新潟~小樽)に宿泊
5月25日・北見到着


5月23日

この日は
沼田市から宿泊地三条市まで、ただ走りながら
山景色を楽しむだけの少し物足りない予定の
道中でしたが、塩沢の米の販売会社の社長さんの

「山景色を楽しみたいのなら
近くの六日町に、NHK大河ドラマの舞台にも
なった歴史のある、とても素晴らしい山がありますよ。」

という言葉に嬉しくなってしまい
急いで六日町まで走り、坂戸山の麓に着くと
たしかに城下町らしい雰囲気がしていました。

坂戸山付近はNHK大河ドラマ「天地人」の
舞台のひとつで、ドラマの主人公「直江兼続」と
主人公が仕えた「上杉景勝」が生まれたという城下。

坂戸山の頂上には越後の国を守るうえで
最も重要な坂戸城下の本丸などがあったそうです。

この坂戸山は魚沼市民の山として人気があるうえ
土曜日だったのでたくさんの人が登山をしていました。

 


歴史の話を詳しく知ったのは登山の後になりましたが

思わぬところで
歴史ある南魚沼市民に人気の坂戸山に登れることに
なったのが嬉しい気持ちと、たかが634mの山だから
一挙に登れるだろうと思って最初から飛ばしました。

ところが
木の階段で急登のために階段の段差も大きく
おまけにカンカン照りで暑いのに、飛ばしすぎました。

急登のために途中に休憩するところもありません。

辛くなったし、時間もたくさん余裕が
あるわけでもないので5合目で引き返そうと思って
下って来る人に「5合目はまだまだ先ですか」と聞いたら

「もうここは8合目ですよ。
もう少しで頂上だから頑張ってください。」

それを聞いたら気力・体力はすぐに回復#59140;

また急いで登って
頂上につきましたが素晴らしい眺めです。

坂戸城の本丸があった坂戸山の頂上
(麓からの高低差470mは国内の山城では一番だそうです)

 
南魚沼市・六日町の街並み

 

新潟はただ素通りするだけと考えていましたが
あの社長さんにおしえていただいた
「牧之通り」を見物したり、「坂戸山」に登ったり
塩沢と六日町の南魚沼市の滞在は予定外の出来事でした。

こうして
楽しい時を過ごした南魚沼をあとにして
本州最後の宿泊地・三条市まで走ります。

途中、長岡市を通過

40年以上昔、一度だけ市内を走った覚えがありますが
街から離れたところに、広くて立派なバイパスが
出来ていたので街の様子を見ることはできませんでした。

道に迷いながらも三条市のホテルに着きました。

ホテルはほとんどネットで調べて予約しておいた
安いビジネスホテルばかりでしたが
どこのホテルも口コミどおり、いいホテルばかりで

このホテルも4,300円と安かったのですが
国道からもすぐ近く、新幹線・燕三条駅前
まだ新しくきれいなホテルでした。

 左側の13階建てのビルが宿泊したホテル


8階の部屋の窓から、すぐ近くに燕三条駅が見えます



上の写真#59000;
駅の上の方に山が見えるでしょう
あの山は有名な弥彦山なんですが

なんという偶然#59025;

これは後で知ったのですが、いま登ってきた
坂戸山とまったく同じ標高634mだったのです#59140;

ホテルの部屋から見た夕焼けと弥彦山が
とてもきれいで、いつかまた新潟に来ることがあれば
そのときもまたこのホテルに泊まりたいと思いました。



5月24日 朝

40キロほど走り、新潟市のフェリー乗り場に到着


本州ともお別れ

 

5月25日昼

北見の我が家に到着。

8泊9日のクルマの旅も終わりましたが
次の日からどーっと疲れが出てしまって
5日ほど体調の悪い日が続いてしまいました。

「山景色を眺めながらのんびり旅」
の予定でしたが、張り切り過ぎて
オーバーヒート寸前だったようです。

こんどクルマの旅に出るときは
少しは自分の年も考えなければと反省しました#59120;

お・し・ま・い