慌ただしい8月も終わりました。

仕事が落ち着いた先週の土日
埼玉から兄が遊びに来ました。

北見では観るところが少ないので
網走まで行ってきましたが
もう秋の気配が感じられます。













ついでにラグビー場に寄って合宿中の
全日本ラグビーチームのリーチマイケル
主将でも見ようと思いましたが、日曜日は
練習も休みなのか、残念ながら全日本チーム
入りを目指す選手達の姿が見えませんでした。

 

網走と言えば高倉健さんの映画で
「網走刑務所」が有名になってしまい
ましたがいろんな見どころがあります。

網走刑務所

 




 

あちこち観てきましたが古い遺跡が
発掘された場所に建っている
モヨロ貝塚館」の話をちょっと。



その昔、オホーツク海沿岸には3世紀から
13世紀まで樺太(サハリン)から北海道の
海岸で栄えたオホーツク文化がありました。

この民族(モヨロ人)は
主に海洋狩猟をしながら生活して
いましたが、網走にも約1300年前
集落を作って暮らしていたそうです。

網走では土器や人骨、住居跡など
いろんな古い遺跡が発掘されて
モヨロ貝塚館」に展示されていました。


 






モヨロ人が食べた動物の骨




モヨロ人が作った熊の顔







住居









弥生時代や古墳時代のころ、こんなに
寒いオホーツク海沿岸に古代人のムラが
あったなんて信じられない気持ちでしたが
ここで発掘された数多くの展示物が網走にも
モヨロ人が住んでいた事実を証明しています。





約1300年前

モヨロ人は雪景色の知床連山を見ながら
魚を獲るために流氷明けを待ちわびて
いたんだろうなと思いを巡らせましたが

モヨロ人がどこから現われて
どこに消えたのか、今も謎のままで
幻の民族とも言われているようです。