ちょうど1年前
札幌じいちゃん金魚の手術というタイトルでブログ記事にしました
札幌じいちゃん(女房の父親)が、先日93歳で他界しました。

たしか85歳くらいのときにも、札幌から北見までの300キロを
軽四輪を運転して来たくらい元気のいいじいちゃんで
新しいものが大好き、古いものも自分で直す程器用な人でした。

そんなじいちゃんが金魚の手術をした話を
1年前、ブログの記事にしたらみなさん大変喜んでくれましたね。

あの記事の主なところをコピーしましたので、ぜひもう一度読んでください。

 

ここからあのときのコピーになります

 

私がこの可愛い金魚をジッーと見つめていたら
横から兄嫁(女房の兄の妻)が
「プー太の父さんその金魚カワイイ#59139;」と聞きます。

ユーモラスな表情をして愛嬌があって、本当に可愛い顔をしてるので
ジーっと見つめている私の様子もまた可笑しかったのでしよう。

私「カワイイね~目はパッチリ口はおちょぼ口で人間みたい」

兄嫁「その金魚ね、この前おじいちゃん(このとき92歳)が手術したんだよ」

私「シュジュツ~#59139;」

兄嫁「金魚の口のところに出来物が出来たんだけど
   だんだん大きくなってしまって餌をたべれなくなってしまってねぇ
   おじいちゃんは金魚が可哀想になって
   この出来物はガンだと言って水槽から金魚を取り出して
   台所に行って包丁を持って、その出来物を切り取ってしまったの。

   そして薬箱から人間用の消毒液を出して、切り取ったあとに消毒をして
   水槽に戻したんだけど、まだ自分で餌を食べることが出来なくて
   おじいちゃんが又水槽の中から金魚を取り出して手で食べさせたんだよ。
   おかげでだいぶ元気になって、今は自分で餌を食べてるんだけどね」

どういうわけかこの金魚はいつも逆さまになっていますが
たまあには普通の向きにもなります。
いつか札幌に行ったらまたこの金魚に会うのが楽しみです。

 以上が昨年9月に書いた記事でした

 

このときブログを読んでくれた方のコメントで転覆病と知りましたが
自分で餌も食べれなくなって衰弱して死にそうだった高齢金魚は
じいちゃんの手術のおかげで、餌も自分で食べれるようになって
つい最近の7月まで長生きしたようです。

じいちゃんの言ったとうり、切り取った出来物は癌だったのか?

それにしても餌も食べれなくて、今にも死にそうだった高齢金魚が
手術のあと10か月も元気で長生きしたのだから
じいちゃんの判断と手術は、的確だったと改めて感心しました。

そんなわけで札幌に行っても、名物じいちゃんも
可愛い金魚も天国に行ってしまったので寂しくなりました。