昨日の朝、今季の最低気温を更新して―4度
日中も一桁の日が多くなってきたので
少しずつ初冬の気分になってきました。

子供の頃は吹雪が少し楽しかったのに
年を取ってきた今は初冬に入ったころ
この冬はどんな冬になるんだろう」と
心配が先に立ちます。


猛吹雪の話


古い話ですが2013年の3月
オホーツク地方を中心とする
道東方面に猛吹雪が襲いました。


2013年3月
猛吹雪翌日の北海道新聞記事



この猛吹雪で中標津町では学校に子供を迎えに行っての
帰り路の車の中で親子4人、湧別町では小学生の娘を
守るため娘に覆いかぶさるようにしていた父親など
9名の方が亡くなる大惨事になってしまいました。
(この娘さんは助かっています)



2013年3月

地元では知られた吹雪の難所で
雪に埋まったバスを掘り出す作業



子供の頃からこんな猛吹雪は何度も経験して
いますが この日の昼前はまだ青空が出ていたり
穏やかだったのに、昼頃に天気がガラッと急変して
しまったのが大惨事になった原因でした。

いつものように夜中や朝から徐々に吹雪いてくれば
学校を休校するなど早めの対応が出来たと思いますが
こんな天気の急変は記憶にない程珍しいことです。


あの日、ちょうど私は病院で検査のため仕事を休んで
病院に行ってましたが、検査を終えて家に帰るころには
予想外の大荒れになっていて我が家目前の200mほどで
車が走れなくなり、見知らぬ家の方にお願いして翌日
除雪車が来るまで車を置かせてもらい徒歩で帰りました。


寒さの話


こちらはつい3年ほど前に記事にしましたが
2019年の2月には久しぶりにー25度を超えました。
(この年の最低気温はー28.2度)


 


そして驚いたのは2020年の冬には
非公式ながら久しぶりにー30度を体験。

まだ北見に住み着いたころの50年近く前の
2月はときどき―30度になっていましたが
公式の記録では1985年の―30.1度が最後の
ー30度越えになっています。


2020年3月・ー30度になった北見市郊外
シャッターを押す指もすぐにしびれてきます
 


感激の証拠写真#59120;今の車の外気温度計の
精度は高いのできっと間違いないと思います


 


厳しい冷え込みなどは吹雪に比べたらあまり
害もなく記事ネタにもなるので毎年低温を楽しんでる
ところもありますが、灯油や電気代がますます高く
なってきたので喜んでばかりいられなくなりました#59123;


この冬はどうなるやら。心配しても自然の
ことなのでなるようにしかなりませんけどね。