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ブリザードの村へ [故郷の話]

もう10日以上、2週間近くも
パソコンから遠ざかってしまいました。

メールがたまっていたのでびっくり。

オリンピックも終盤に差し掛かったころ
故郷宗谷地方に住む叔父が亡くなり
通夜には出席出来ませんでしたが
日帰りで葬式だけ行ってきました。

以前に記事にしたことがありましたが
故郷の宗谷地方・猿払村は
1970年代の初めにNHKの特別報道番組に
なり、その後もう一度特別番組に出ました。


凄まじい吹雪が多いため
その番組には「ブリザードの村
という過激なタイトルがついていました。


01.gif


LS北見」の銅メダルをかけた
試合どころではありませんでした。

吹雪の巣の中?めがけて
夜中の2時に北見を出発。

海岸線特有の地吹雪とそのために
生じるガタガタしたアイスバーンの
恐ろしさは平野部どころではありません。

心細いドライブでしたが

運よく枝幸町あたりから
天気も良くなり7時ころ猿払村に到着。

枝幸町の海岸線
CIMG3454.JPG
猿払村に入る
吹雪が当たり前の猿払村が晴れていました。
CIMG3456.JPG



葬式は10時からですが、実は千歳市から
出席予定の叔父叔母など親戚の人達と
一緒に朝ご飯を食べたかったので急ぎました。


亡くなった叔父の息子は、JRが旭川で
通行止めのため来ていませんでしたが
千歳の叔父叔母とは会うことが出来ました。


途中、久しぶりに再会出来た
親戚との会話を楽しみながらも

葬式・火葬場とすべて終わり午後3時過ぎ。


 

朝の好天がウソのように急変[exclamation×2]

さすが猿払村、これは当然想定内です

外はときどき視界が数10mくらいで
ホワイトアウト状態なっていましたが
クルマの中で少し風の弱まるのを待ちました。
ジャンプの選手が強風が弱くなるまで
待つのと同じようなものです

一瞬少し明るくなったときに猛ダッシュ[exclamation]
とにかく安心できるところまでは
クルマを止めないで走り続けます。

30分ほど走って浜頓別町に着いたころ
だいぶ視界が良くなったので、クルマから
降りて猿払村の上空を見たら真っ暗でした。

こうして吹雪の巣から脱出出来ましたが
その後もときどき地吹雪とアイスバーンの
国道を走り続け夜8時ころわが家に着きました。

睡眠不足のうえ、こんな国道を
日帰りで往復500キロも走ったので

まだまだ年には負けないぞと
自信を持ったつもりですが

無理がたたったのか
その後すぐに風邪をひいてしまい
昨日(土曜)は仕事を休みました。

それにしても生まれて18年間
よくもこんな「ブリザードの村」に
住んでいたものだと思いました。

こんど生まれ変わった時には
絶対に住まないつもりです[わーい(嬉しい顔)]

まだ体調が戻らないので
コメント欄を閉じさせていただきます。



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