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第7話 碓氷峠 [黒い玉手箱]

黒い玉手箱
(愛知県在住時代の若いころの思い出話) 

2年間に渡って書いてきた40年ほど前の思い出話ですが
最後は、愛知県から北海道に帰る様子を思い出しています。

 

昭和48年7月28日(愛知県豊田市を出発して3日目)

長野県四賀村の「松茸山荘」で気持ちのいい朝を迎え
上田市小諸市を通って信州最後の地軽井沢に向かいました。

若かったこのとき、上田市が真田氏発祥の地
という有名な城下町なんて知らなかったので
立ち寄ることもなく素通りしてしまったのです。

いま思うと本当に残念なことでしたが
上田市の名前と夏休みのためか、行きかうクルマで
賑やかな街の様子が薄っすらと記憶に残っていました。

上田市から国道18号線を走り軽井沢を過ぎると
長野県と群馬県の県境にあるのが碓氷峠(うすいとうげ標高960m)
この峠で大好きだった信州ともお別れ、群馬県に入ります。


碓氷峠を下ったあたりのドライブインで昼食。
たまたまこのドライブインのマッチを記念にとっておいたので
このドライブインで昼食したことが分かりました。

img001.jpg

 

(注[exclamation])ちょっとここで3年ほど前の新しい話になります

川口市に住む兄にimg001 (3).jpg

甘楽(かんら)町など

歴史の古い町を見物するために

この碓氷峠の近くまで連れてきて

もらったことがありました。

いま世界遺産の話題でいっぱいの

富岡インターを降りるとすぐに

甘楽町や安中市、それから碓氷峠や

軽井沢も近くにあります。

道路標識を見るたびに、「碓氷軽井沢」
「碓氷峠」「軽井沢」など、懐かしい地名が出てきます。

そして碓氷峠のすぐ近くまで来たときに
ああ、あのとき父と二人でこの近くを走ったんだ
とても懐かったのですが、高速道路が出来て一般道は
空いているせいか、今はとても静かな雰囲気でした。


話は元(41年前)に戻ります

 

碓氷峠を下ると、当時は公害で有名だった街安中市

子供の頃から学生時代にかけてずいぶん聞いた市名でしたが
安中市のカドミウム汚染による公害は1937年からというから
私が生まれるだいぶ前からの話で、訴訟が終わったのが1986年。
ずいぶん長い間、この地域に住んでいる人たちが苦労したようです。

 

これは最近知ったのですが
上田市から日光まで「日本ロマンチック街道」というのです

このとき私は軽井沢から安中市(榛名山側の国道18号線)を通って
沼田市に行ったのですが、地図の赤い国道を走って沼田市へ行けば
この「日本ロマンチック街道」をほとんど前線走っていたのです。
あとで出来た街道の名前なので仕方ないのですが少し残念でした。

上田市から日光まで「日本ロマンチック街道」
(ネットから借用)

008.gif

 

高崎、前橋、渋川を通過すると沼田市ですが
その話は次回にします。

 

第8話終わり

 


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