小さなスナック [黒い玉手箱]
愛知県在住時代の昔話
私が高校を卒業する年、今から45年~46年前の1968年3月
賑やかだったグループサウンズも下火になる頃、こんな曲がヒットしました
。
甘くせつないロマンチックないい曲でしたので
60代70代の方はこの曲を聴くと、あの頃に好きだったあの人のこと
またあの頃愛したあの人のことなんか思い出すのではないかと思います。
私だって、そんなロマンチックな話の一つや二つはあったのです。
この曲を聴くと思い出しますね~
そういうことで今回は名曲小さなスナックの思い出話
トヨタに入社して間もなく、同部屋の仲間で遊び好きのW君の誘いで
時々飲みに出かけるようになって、スナックめぐりが始まりました。
あの頃トヨタの周辺には、小さなスナックがたくさんあったのですが
飲みに行くと、よく「お客さんは関東の人?」とか「東京の人?」
なんてホステスさんに言われたものです。
(注)これは言葉の問題ばかりでなく、その当時の
若かった私がどこかアカぬけして見えたのかもしれません
北海道は道南を除いたらほとんどなまりもないのですが
全国各地の言葉が入り混じっていたトヨタの周辺のスナックの
ホステスさんは、なまりのないのは関東人と思い込んでいたようです。
「お客さんは東京の人?」なんて言われると内心嬉しいのですが
そんなときはぐっと腹に力を入れて、高倉健のようにニヒルで低い声で
アナタ、お若いのに見る目がありますね
な~んて
18歳で童顔の私が、母親かと思うくらいのホステスさんに
言うもんだから「ギャハハハハーー」
入れ歯が飛んでくるんでないかと思うくらいの大笑い。
そのあとは北海道の自慢話をたくさんしてあげましたが
小さなスナックのホステスさん達は
北海道の話を喜んで聞いてくれたものでした。
アララ
ちょっと記憶の整理箱を開け間違ったようで
ロマンチックでないほうの
小さなスナックの思い出話をしてしまいました。