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二度目の「あゝ野麦峠」 [読書]

この1週間は穏やかな天気が続きました。

いつもの散歩道
11月初めはイチョウの葉がまだ残っていましたが
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もうほとんど落ちてしまいました
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北海道でも北見は本格的な雪が遅いほうなので
奇麗な雪景色はたぶんクリスマスころになるかと
思いますが、たまには早く積もることもあります。


2017年11月6日
郊外の小さな峠はシャーベット状
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2016年11月3日
こんなに早い積雪は滅多にありません
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2015年11月末
この日は11月なのに大雪注意報でした

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でも一昨年は暮れになっても積雪がなく
お正月が過ぎてから雪景色になりました。
雪景色でない北海道のお正月は初めての経験です。



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また「あゝ野麦峠」の話です


本を読んで野麦峠に興味が湧いて
そのあとYouTubeで映画を観て感動

そしてもう一度本を読んでみたくなったので
図書館にある「あゝ野麦峠」を全部借りてきました。
続編を除いた左の3冊は内容がほとんど同じ


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「あゝ野麦峠」というと女工哀史の印象が強いのですが
著者が当時、野麦峠の調査を進めていた頃に存命していた
元工女さんの話では、運動会や盆踊りなど楽しかった
思い出もあったようで、家の畑仕事をしてるよりも楽だった
米が美味しかったなんて話もたくさんあり、元工女の
ほとんどが製糸工場に行って良かったとこたえています。

一方、カラスの鳴かない日があっても諏訪湖から
死体の上がらない日はなかったというくらい自殺者も
多かったようなので、糸ひきの仕事が合わない工女や
体の丈夫でない工女にとっては地獄だったのでしょうね。

なんど読んでも元工女さんの話には感動します。
しばらく経ったらYouTubeで観た映画も
もう一度観なおしてみたいと思っています。


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