久しぶりに配達忘れ [弁当配達日記]
仕事は月末なので慌ただしい毎日。
こんなときにミスをすると余計に時間が
かかるので、細心の注意が必要です。
夕方の5時近く
この日最後の配達は市街地から遠く離れた郊外。
一人暮らしで80代の女性Oさんのお宅です。
やれやれ
Oさんの配達が終わったあとは
会社に戻り後始末をして家に帰るだけ。
なんとか今日も無事に終わりそう。
温かい風呂と缶ビールが目に浮かびます
弁当が2個も残ってるんです。
1個はOさんの弁当だけど
あとの1個はなんなんだぁ~???
が~~~~ん
よく考えてみたら
Oさんの前に配達に寄ったWさんの弁当です。
月末は雑用が多いのでWさんの家で集金やら
印鑑を押してもらったりしているうちに
弁当だけ置いてくるのを忘れてしまいました。
そんなことでまた慌てて市街地に戻り
Wさんの家が近くなった頃、携帯のベルが鳴りました。
「ハイハイあと3分後に到着します」
超特急の暴走運転
郊外に住むOさん宅から15分後
Wさんの家に着きましたぁ~
Wさん
「いつも食べる前に仏さんにあげるんだけど
弁当がないのでびっくりしたわ~」と
「いつも食べる前に仏さんにあげるんだけど
弁当がないのでびっくりしたわ~」と
いつもの笑顔で待っててくれました。
前回の記事にも登場のWさんですが
仏さんにわが社の弁当を
あげてくれるなんて嬉しいですね~
きっと、天国にいるご主人にも
食べさせてあげてるんだと思います。
そのAさんも2~3週間入院するので
しばらくの間会えなくなってしまいました。