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第5話 黒部ダム [黒い玉手箱]

 黒い玉手箱
(愛知県在住時代の若いころの思い出話) 

扇沢駅からトロリーバスに乗って黒部ダム駅に到着。

標高1470mの黒部ダムですが、暑さは下界と
そんなに変わらず大勢の観光客で混雑していました。

今も立山黒部アルペンルートは大人気の観光コースですが
41年前のあの頃も、やはり観光客が殺到していたようです。

周りの山景色がすごい迫力で
7月末なのに雪がたくさん残っていました。
この迫力ある山景色は、もちろん有名な立山連峰なのです。


3,000M級の立山をバックに父と大勢の観光客
(黒部ダムにて・昭和48年7月27日)

 img002 - コピー.jpg

ちょっと話が横道に入って
今から4年か5年ほど前のことになります。

新田次郎原作の映画「劔岳 点の記」を観て感動したのですが
あんなすごい山に自分が登るのは
絶対無理だろうけど
せめて剱岳(つるぎだけ)の
山景色を一度見てみたいものだと思っていたのです。

それがこの写真をよく見ると
私のバックに見える山が、あのとき映画で見た剱岳に
似ている感じなので改めて地図を見てみました。

距離的には、やはり剱岳のような気がするのですが
でも高さが足りないような気もするし・・・

ブログの記事を書いたりしなければ、こんな古い写真など
じっくり見ることもないので気がつかなかったでしょうけど
これが剱岳だったら、私はすぐ近くで見ていたのです。

 

バックの高い山は
一度見てみたいと思っていた剱岳に見えます。
(昭和48年7月27日)

img001.jpg

 黒部ダムから見えるこの山に
心当たりのある方がいましたらぜひコメントください



いろいろ考え始めるとimg001 (6).jpg

ぜひまたこの目で見て

確かめてみたいとも思うのですが

なにせ遠いところですし・・・

 

黒部ダムの見物を終えてから

また大町市に戻って南下、松本方面に戻ります。

北海道に帰るには大町から北上すれば早いのですが
松本方市面から群馬県に入る予定のようでした。

群馬県から栃木県日光が近いので
中禅寺湖華厳の滝を見るのが目的だったのかと思います。

そして松本市の近くから
2泊目の宿を探しながら、山の中の国道を上田市に向かいました。

 

 続きは第6話で

 


追記 

この記事を公開して1週間!
ついに私のバックに写っていた山の名前が分かりました。

この記事を見てnice!してくれたEnriqueさんが調べてくれて
私にコメントをしてくれましたので、さっそく私も教えていただいた
リンクをたどっていろいろ見てみました。

山の名前は「黒部別山(2353m)」でした。

山の名前を知りたくて仕方がなかったのですが
これでスッキリ!いつか改めて黒部ダムへ行けたら
この山姿をもう一度じっくり見てみたいものです。

「剱岳」ではなくて少しは残念ですが、「黒部別山」という
自分には新しい名の山を知ることが出来て嬉しく思います。

Enriqueさんには本当に感謝です。

 

 

 

 

 


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