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京都からのお客さん [弁当配達日記]

中学生や高校生の
各種スポーツ大会が毎週のように
行われているので忙しい日が続いてます。
 
先日はJTBの依頼で
会社から80キロ離れた屈斜路湖畔の
砂湯まで昼食弁当の配達に行ってきました。


京都から修学旅行に来る生徒さん・先生
バスの運転手さんガイドさん添乗員さん
バス5台で弁当の数は約250食ほどです。


団体旅行は時間が勝負

素早く弁当を手渡せるように
クラス別に箱に入れてありますが
お茶もきちんとクラスごとに分けてあります。

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1時間後・美幌峠に着きました

北海道は14ブロックに分かれていますが

北見や網走など美幌峠まではオホーツク管内
この美幌峠から釧路管内の弟子屈町に入ります。

CIMG2030.JPG


弟子屈(てしかが)町って知ってますか?


北海道に住んでいなければ
知らない方がほとんどでしょう?
あの有名な摩周湖屈斜路湖がある町
それから硫黄山に川湯温泉などの良質な温泉。
古くは昭和の大横綱・大鵬の出身地なんです。
正確には樺太生まれの弟子屈育ち)


屈斜路湖を見ながら峠を下りますが

天気はいいし景色はいいし
仕事というよりドライブ気分です

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CIMG2044.JPG


湖畔が近くになった頃
携帯に会社から電話が入りました。

バスに乗ってるJTBの添乗員さんに
待ち合わせ場所などの確認のために
電話を入れてくれというんです。

すぐに添乗員さんに電話を入れましたが
久しぶりに聞く京都訛りなので
ちょっとわかりにくいところもありました。

予定より15分ほど遅れて5台のバスが到着。
先生たちや添乗員さんにも手伝ってもらって
5~6分で全員に弁当とお茶をくばり終えました。


向こうに私の配達車が見えますが
こうして見るとバスはでっかいですね~
CIMG2049.JPG

空港や列車、バスなどの団体旅行客の配達は
出来るだけスピーディにやらなければなりません。

今まで一番緊張したのは、JR北見駅への
北陸から来た人たちの弁当配達でしたが
わずか2~3分の停車時間で、車両別に
弁当とお茶の積み込みをしないとなりません。

あのときは駅員さんたちに
手伝ってもらって本当に助かりました。


やれやれひと安心[exclamation×2]

あとは皆さんが食べ終えた弁当とお茶の
カラ容器回収まで30分ほどのんびりです。


自分も弁当にしよ~っと
 
 
弁当を作る人たちが、私にも伊藤園の
お茶と弁当を用意してくれましたが
私がのり巻きを好きなのが分かっているので
のり巻き弁当でした。本当に気がききます。
最近、私のブログに伊藤園がよく出てきますね[わーい(嬉しい顔)]

写真には見えませんが
大きくて美味しい牛肉も入ってました。
CIMG2051.JPG

あ~美味かった。」
やはりわが社の弁当は最高です[わーい(嬉しい顔)]

食べ終えてからちょっと湖畔に行ってみました。

この「砂湯」という地名は
少し砂を掘ればすぐに温泉が出てくるので
「砂湯」というのですが、屈斜路湖は
写真家から見て「世界一白鳥の似合う湖」として
世界の写真家の中でも有名らしいのです。
 

湖畔でくつろぐ洛陽高校のみなさん

CIMG2055.JPG
 

30分ほど過ぎてから
カラ容器の回収場所に行って
クルマにカラ容器の積み込みを始めましたが
そのとき先生たちが次々と
とても美味しい弁当でした」と
わざわざお礼を言いに来てくれました。
 
 
 
1970年代初め、この湖に出たとか
見たとか雑誌の記事になったり
話題になった
未確認怪獣「クッシー」です。

CIMG2054.JPG


4人目に私にお礼を言いに来てくれた
40歳くらいの男の先生が少し興奮気味に

いつも食事や弁当を必ず残す生徒が
弁当を全部食べてしまったんですよ」
 
その嬉しそうな顔は心から喜んでいるようで
いつもご飯を少ししか食べない生徒のことを
とても心配していたようでした。

なんて心優しい先生[exclamation]

やがてバスは摩周湖に向かって出発

私も夕食弁当配達が待ってるので
帰り道を急ぎました。


 
 
 

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