走れ東海道・箱根編 [黒い玉手箱]
昔話 自転車旅行 第2話 1968年(昭和43年)9月
( 注:今日の画像は全部ネットから借用したものです )
第1話は静岡県三島市に着いたところで話が終わりましたが
今日はその続きを、思い出すところだけ書いてみようと思います。
いろいろなことを思いだして考えてみたら
仕事が5連休だったので、4泊5日の日程内で伊豆大島を目指して
行ける所まで行こうという考えだったのでないかと思います。
1日目は静岡県内を頑張って走ったので、2日目は伊豆半島の付け根にある
沼津市や三島市を過ぎて、いよいよ箱根峠がすぐそこまでというところです。
2日目の走行ルート
三保の松原⇒三島市⇒箱根峠⇒熱海市⇒伊豆大島
1日目は170キロ以上走り、2日目は三保の松原から三島市までまだ
60キロ弱しか走ってないのでこの日はまだまだ体は元気いっぱい。
友人と二人で箱根峠を目指して走り出しましたが
やはり箱根峠に向かう道は上り坂の連続で途中から
自転車に乗っての走行は無理になったので押して歩きました。
箱根峠を越えるということは予想通り
大変なことだと思いながら自転車を押して歩いてるそのときに
なんと追い抜いて行く車の助手席から次から次と
「頑張れ~! 頑張って~!」と声がかかるのです。
対向車線を走ってくるトラックの高い運転席からも
窓から顔を出して激励の大きな声が聞こえます。
もうこんなに応援されて元気が出ない訳はありません
思ったよりも早く箱根峠に着いてしまったようです。
着いた~
2年前、高校2年生の修学旅行で訪れた箱根に
今度は自転車で来ることになりました。
このあたりからまた記憶がないのですが
いま改めて地図を見てみると、熱海市まで最短距離(約20キロ程)を
走ったと思いますので、たぶん十国峠を走り熱海市に行ったのでしょう。