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走れ東海道・伊豆大島編 [黒い玉手箱]

昔話 自転車旅行 第3話 1968年(昭和43年9月)

愛知県を出発して2日目
箱根を出発して、最終目的地の伊豆大島に行った思い出を書きます。

前日の早朝に愛知県を出発して2日間、約260キロから270キロ程走り
ついに熱海市に到着、それからすぐ大島行きの船に乗ります。

思い出といっても箱根から熱海までの様子はまったく思いだせなくて
覚えているのは熱海市から伊豆大島に向かう船の甲板
友人と2人で大島が見えたときの風景やなんとも言えない心境などです。

伊豆大島(ネットから借用) 

1.jpg

あのときは熱海から少し曇っていて暗い感じの大島に見えましたが                     船から島を見てるときの雰囲気としてはこの写真のようでした。

そしてついに目的地の伊豆大島に上陸
海岸の近くで2日目のテントを張ります。

こうやって思いだしてみると
たった2日間で炎天下の国道1号線をよく走ったものでした。

 
記憶がほとんどないなかでも、すごく嬉しかったことや嫌なことは
忘れないもので、このキャンプのとき大きな石に足を
思い切りぶつけてしまい、痛いと思って親指を見たら
爪がぐらぐらしてほとんど全部はがれそうな状態になっていました。

抜こうと思えば抜けたのでしょうが、気持ちが悪いので
そのまま布か何かでしっかり固定してそのまま旅を続けます。

しばらくしてから爪がそっくり剥がれて、その後何カ月も
しないうちに新しい爪が成長してすっかり元通りになりました。

3日目の朝大島元町港で熱海市に戻る船を待つ私。

05.jpg

 

目的地の大島も見て、船でまた熱海市に戻りますが
ただ走るだけの旅行でしたので箱根、熱海、大島などほとんど素通り
今思うとせっかく行ったのにと残念な気持ちもします。

みなさんにもっと詳しく伝えたいのですが
ほんの少しの記憶と、古い写真が2枚残ってるだけなのです。

それでは次回(自転車旅行の最終回)
帰り道の様子もぜひ読んで下さい。
             


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