免許証の思い出 第1話 [黒い玉手箱]
タイトル:プー太の父の怒り
前回記事にしました自転車旅行のすぐあと1968年(昭和43年秋)
自転車旅行のこととは反対に覚えてることが多いので
今回はクルマの免許を取った時の思い出話を書いてみます。
自転車旅行のすぐあと、たしか9月だったと思います。
友人の中にオートバイ好きなのがいて
時々うしろに乗せてもらってましたが、そのうちに自分も
オートバイを運転してみたくなって、自動車学校に行くことになりました。
通い始めて1~2日にそのオートバイ好きが
「なにも自動二輪の免許なんて取らなくても、そのうちにみんな
クルマを持つようになったらお前もクルマが欲しくなるんだから
そんなヒマがあるならクルマの免許を取ったほうがいいだろう」
オートバイ好きの予想外の言葉に、素直?な私はすぐに方針転換
自動二輪はすぐに諦めてクルマの免許を取ることにしました。
(もちろん払ったお金何万かは戻ってこなかったと思います)
こうしてクルマの免許を取るために
残暑きびしい中ま、た同じ自動車学校に通います。
さていよいよ教習が始まると
私の担当の先生はいつも文句ばかり言ってました。
まあ自動車学校の先生は
こんなもんだろうと思っていましたが、だんだんひどくなってきます。
いつも文句ばかり言われていい加減腹が立ってるところに
「何をトロトロしてるんだと」というようなことを言われて
今までハイハイと我慢してきた温厚な?私もついに限界怒り爆発
「慎重に走ってるのにトロトロとはなんだ~」とばかり
グイッと右足に力をいっぱい入れてアクセルを踏んだのです。
自動車学校の中の練習コースですが急にスピードが出ました。 助手席で威張ってる先生がビックリして急ブレーキを踏んで
クルマを止めてから私に「何をするんだ~」と怒鳴りました。
私は心の中で
「普通に走ってればトロトロするなと文句タラタラ
それじゃあ先生のご希望通りキビキビ走ってやろうかと思って
ちょっとスピードを出せばビックリするし、どうすりゃいいんだ」
と、ひらき直っています。
この話の続きはまた次回にしますが、そんなことして
「プー太の父さん、仕返しされて免許なんて取れないんでないの」
なんて思うでしょうね。
結末は次回のお楽しみに!また続きもぜひ読んでください