バカヤロー審判やめろー [昔話]
前回は中学時代の野球のことを記事にしましたが
小学6年生の時にも
忘れられない野球の面白い思い出?がありました。
(あくまでも記憶ですので、点数差やアウトカウントなどは
実際とは少し異なるかもしれませんがご了承ください)
エースの私が乱調
そして私を救援したピッチャーも不調、3対7とリードされて
敗色が濃くなってきたとき、味方に絶好のチャンスが回ってきました。
2死満塁
私の打順の前にピンチヒッターS君が出ます。
5年生ながら4番を打たせてもいいくらいのS君ですが
体が悪いこともあったので、レギュラーから外れていました。
そのS君、みんなの期待どうり「カキィーン」という快音を残して
打球は弾丸ライナーで、内野を抜いて外野も抜いて
走者一掃のランニングホームランになってしまいました。
これで味方の応援団は一挙に盛り上がります
同点に追いついてツーアウトランナーなし
バッターは4番の私
打席に立った私にも興奮した応援席から大声援
「カキィーン」
ランニングホームランを打ったS君と同じところにライナーが飛んで
ボールは内野を抜き、そして外野がもたつく間にホームイン
連続ランニングホームランで勝ち越し、応援団は大爆発
しかし
審判協議の結果、外野はエラーと判定されて
私は2塁に戻り、次打者は凡退して同点のまま
次の回の守備
私を救援したピッチャーも不調で、私が再登板
ランナー3塁、1点取られたら負けるピンチでした。
このとき私(右投げ)が
新ルールに従って軸足(右足)を外さないで3塁にけん制球を投げます。
(それまでは軸足を外さないとけん制球は投げられないルールでした)
ボークと球審の判定
しかし我が監督が抗議、判定はもちろんボーク取り消し
このとき応援席から大きな声で
と痛烈なヤジが飛びました
審判もすぐに応援席の方に向かって帽子を取って
すみませんでした~と深々とお辞儀をして謝ります。
このヤジ、実は私の父だったのです
いやー恥ずかしくて
「父さん、プロレスの試合でないのだから
少し静かに見ててくれないかなぁ」と思ったのですが
同点になったときから、父も応援団もすっかり興奮してしまって。
マウンド上で動揺してしまった私ですが
なんとかこのピンチを0点に押さえて7対7の引き分け。
応援団も大興奮の忘れられない試合でした。