6話・上野村から太田市へ [信州ドライブ旅行]
5月21日・午後
群馬県に入り、上野村から下仁田に向かう途中
「南牧(なんもく)村」という街を通りましたが
その古い街並みは、自分の子供のころのような
まるで昭和30年代か40年代の雰囲気がしました。
タバコ屋さんもありましたが
もしかしたら、昔はタバコ屋の看板娘だった
おばぁちゃんが出てきそうな雰囲気でした。
それもそのはず、あとでこの村のことを
調べてみたら高齢化日本一なんだそうです。
道の駅「オアシスなんもく」
いろんな「こんにゃく」を販売していました。
さらに下仁田、世界遺産のある富岡市など通り
東京と新潟を結ぶ国道17号線が近くなるにつれて
賑やかになってきましたが、やがて17号線に入ります。
この17号線は21年前、群馬の叔母を
訪問するときに一度走っていたので
この道に入れば安心して深谷市まで走れそうです。
実は
上野村の方を通って時間をロスしたり
国道17号線に入る時間を短く見積もったりと
すっかり時間に余裕がなくなってしまったので
兄との約束の2時半までに深谷駅に着くか
どうか心配で、昼食抜きで走りましたが
本庄市あたりから埼玉県に入り、2時少し前
無事に深谷駅に着いたときにはほ~っと一安心。
東京駅によく似た立派な深谷駅
昼食抜きで少し腹が空いたので
駅の中のコンビニでおにぎりを買って立ち食い。
(都会の駅にはほとんどベンチがないんです)
食べ終えて少したったころ
タイミングよく東京方面から電車が来て
約束の2時半前には無事に川口の兄と合流出来ました。
それから、駅から少し離れた住宅街の
ビジネスホテルを探してチェックイン。
ここもネットで調べて予約しておいたホテルですが
まだ建て替えて2~3年?きれいで宿泊料金も安く
夕食はここで食べなかったのですが
生ビール1杯ついて800円という大サービスでした。
おまけに
自転車はもちろん、クルマも無料で貸して
もらえるのです(ガソリン代だけ実費)。
この深谷市は埼玉県の北部ですが
このあとすぐに群馬県の太田市に向かいました。
叔父叔母の住む群馬の太田市にも行きたかったので
関東に入って深谷市に泊まることにしたのですが
群馬県といっても、太田市は群馬の南部なので
深谷市から利根川をはさんですぐ近くです。
距離を考えて深谷市に宿泊すると決めたのです。
叔父叔母とは川口市で会ったり、川口から兄の
クルマに同乗して訪問したこともあったのですが
「新田義貞」の生まれ育ったところのようで
地名も新田郡とか世良田とか歴史を感じる土地名で
あのときは立派な資料館にも案内してもらいました。
クルマの旅で訪問したとき
(1994年8月)
生まれ育っているのですが、こんな暑い
群馬県や東京でよくも元気でいれるものです。
夏になると40度を超えたとよくニュースに出るので
きっと太田市もほとんど変わらない暑さなんでしょう。
私なんか、北見では32度~33度にもなったら
ぐったりして虫の息になってしまうのに・・・
家族みんなで東京に行き
川口市から兄のクルマで訪問したとき
(2006年5月7日)
全部、伯父が描いたんです。
初めて絵を見せてもらったときは
こんな趣味があったなんて聞いてなかったので
「えっ!この絵全部、叔父さんが」って
びっくりしたものですが、80歳をだいぶ
超えた今も、元気で続けているようです。
群馬県太田市をあとにして
兄と埼玉県深谷市のホテルに戻りました。