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酷道「十石峠」付近 [信州ドライブ旅行]

前回の南魚沼に続いて
5月の旅の思い出話になります。

長野県茅野市から埼玉県深谷市に向かう途中
国道299号、雪の「麦草峠」を通ってから
「十石峠」を通った話は旅の記事にしましたが

その後、埼玉県にお住まいのmajyomajyoさんからいただいた
コメントで、この国道299号の十石峠付近が「酷道」と
言われていることを知ったのでいろいろと調べてみました。

酷道といわれる国道は全国に30以上もあるようで
あのとき、こんな道は「100万円やるから走れ」と
言われても「夜は絶対にお断り」と思ったものです。


しかし、こんな酷い国道を好んで走る
酷道マニアといわれる人達もいることがわかり
この国道299号の様子をマニアのブログや動画で見て
みましたが、なかには夜中や雨の中を走る度胸のある人も。

表現もいろいろありました。

関東の最恐国道
道路が途中で消えてしまうんでないかという不安
則面がオーバーハング

21 こんな道が国道だって? - コピー - コピー.JPG


私も十石峠の手前、長野側のこのあたりを
走ってるときは道路がなくなってしまうんでないかと
不安で、来た道を引き返そうと思ったくらいでしたが
小さいクルマなのにUターンすら無理なようでした。

最初のころに、大型車通行止めの看板を見たときに
戻れば良かったのですが、まさかここまで
狭いとはまったく予想していなかったことです。

22 ようやく  峠の頂上 - コピー.JPG

ようやく「十石峠」に着いて1台のクルマを
見つけてホッとしたのですが、そのクルマはすぐに
群馬県の方に向かって走り去ってしまいました。

 
あのときはすぐ後ろをついて行きたい気持ちでした。

対向車との衝突の心配よりも、携帯電話も通じない
クルマも通らない山の中の林道みたいな初めての道路を
一人で走ることの方が気持ちが悪かったのですが
おまけにカーナビが不調で音声も出なくて・・・

27 - コピー.JPG
 
十石峠を越えて群馬県側に入ると
少し雰囲気が良くなってホッとしたのですが
それもつかの間、今度は落石があちこちに転がっています。
 
茅野市のホテルで寝ていたら、夜中にすごい雷雨で
目が覚めたくらいなので、麦草峠では雪が積もり
この十石峠あたりも相当激しく雨が降ったんでしょう。

狭い道路の山側には落石防止の柵やネットがありますが
その中は落石が何年分も溜まっているようで
どれを見ても落石がびっしり詰まっているんです。
 
その中でもドキッとしたのが「オーバーハング
頭上3メートルほど、岩や石がいっぱい詰まった
落石防止網が車道までせりだしていたんです。
 
網が破れたらクルマ直撃間違いなし[exclamation×2]
恐ろしくて写真を撮る余裕もなかったです[ふらふら]
 
もしも今度通る機会があれば
3日分の食料と水を積んで走らなきゃ
 
クルマが故障したら一大事です。

携帯は通じない、クルマは通らない。
クルマを捨てて歩こうと思えばクマが出る
あとで群馬県上野村の住人にクマが出ると聞きました

まぁいい思い出にはなりましたけど[わーい(嬉しい顔)]
 

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