何も見えない知床峠 [ドライブ風景]
昨日の朝、新聞を見ると知床横断道路2日に開通しかも快晴
40年以上前と古い話ですが、若い時に見た乗鞍スカイラインの
雪の壁みたいな風景を期待して、最近たまぁにですが
知床横断道路が開通したら、ゴールデンウィークにドライブに行ってました。
でも開通してから何日かしてから行くので、いつも雪の壁は期待外れ。
よし、今日(3日)なら昨日開通したばかりなので
天気は悪いけど、雪の壁が見れるだろうと思って朝8時半に家を出発。
青空ならきれいに見えるはずの斜里岳ですが
ウトロに向かって走行中は、対向車がライトを
点燈して走ってるので、峠はだいぶ霧がかかってることがわかります。
知床横断道路に入って峠に向かう道路は
途中から急に視界が悪くなってかなり危険、無事に知床峠の
駐車場に着きましたが、いつも満杯の駐車場はガラガラです。
霧というよりガスの地吹雪のようになっていて、クルマのドアを
開けるのも、風であおられないように注意しないとならないほどの強風です。
シロクロ写真のように見えますがもちろんカラーです
すぐ目の前の百名山羅臼岳もまったく見えません。 これ以上霧が濃くなったら大変なのですぐにUターンします。
走りながらのカメラは危険ですが
横断道路を出てから、景色のいいところでコンビニ弁当の昼食。 なんとか羅臼岳を見たいので、冷たい飲み物をお供えして
祈願をしてみましたがやっぱりだめです。
あとはあちこち散策したり、オシンコシンの滝を見て我が家に戻ります
午後5時家に到着、往復290キロの日帰りドライブも終わりました。
今年も迫力ある乗鞍スカイラインのような雪の壁は
見れなかったのですが、地吹雪のようなガスの知床峠、キツネ
たくさんの鹿、そして鹿に食べられて、下半身が裸になった木があちこちに。
世界遺産知床の自然と、厳しい現実を見ることが出来ました。