北オホーツク海沿岸 [故郷の話]
私が北見に住みついたのは24歳のときですが
生まれ育ちは北見よりもずっと北の宗谷地方の漁村。
オホーツク海側なのですが、こちらとは随分気候が違って青空が少なく
夏も涼しく、子供の頃の記憶でも暑かった思い出がほとんどありません。
冬は吹雪の日が多くて
天気が良くなるのは流氷が接岸したときだけです。
若いころNHKの報道スペシャルみたいな番組で
村の様子が1時間ほど放送されたことがありましたが
そのタイトルが「ブリザードの村」
子供のころから
冬は吹雪が当たり前と思ってましたが、そんなタイトルで
全国放送されるくらいなので、やはり大変な冬だったのです。
私の故郷ではロシア放送がよく聞こえ、いつもいいミュージックが
ジャンジャン流れていて天気がいいとサハリンも見えます。
オホーツク海側の国道を北上して
宗谷管内に入ると風が強いので所々こういう風景が見れます。
夏は晴れると直線道路と青空とオホーツク海が
本当にさわやかで気持ちがいいドライブコースになります。
おととしの夏、北オホーツク浜頓別町近くで
このときは快晴でしたが、こんな天気は珍しい北オホーツクの海岸でした。