お化けがキャー! [黒い玉手箱]
黒い玉手箱(愛知県在住の昭和43年から昭和48年の思い出話)
きっとそう言われるでしょう。
でもこの思い出話を読んだ後、みなさんの考えは180度変わるのです。
(注)幽霊やお化けに弱い方は夜に読まないでください。
猛暑も過ぎ秋がきて、やがて晩秋にさしかかるころ
私の元に大学(女子大)祭があるからぜひ来てみませんかと
誘いがありましたが、女子大なんて行きたいと思っても行ける
ところではないので、もちろん私は喜んで行くことにします。
待ちに待ったその日、大学の所在地愛知県の犬山市に向かいました。
大学の玄関前で誘ってくれた方が待っててくれて
憧れの女子大の中をあちこち案内をしてくれます。
気の弱い私は、お化けなんか見たくなかったのですが
せっかく案内してくれるのにと思って渋々一緒に入りました。
お化け屋敷の中はグリーンやブルーの照明
気味の悪い笛や太鼓の音も聞こえてきます。
とても女子大生が作ったとは思われない怖~い雰囲気がたっぷり。
そしてあちこちからお化けが出てきますが、男の私が
キャーなんて声を出すわけにいかないので、ぐっと耐えて歩いていると
私の顔の前にヌーっと不気味な手が現れました
ワーっと大声を出したいところですが
周りはみんな女の子、どうせお化けも女の子。
イタズラ好きな私は「女のくせに男を驚かすとはなんだ~」とばかり
お化けの手を握ってしまったのです。
これにはお化けもびっくり、きゃ~~~ぁぁぁ
お・し・ま・い
どうです?すごーく怖かったでしょう
今夜は眠れそうもないという方はお酒でも飲んで寝てくださいね~
ちょっとしたイタズラ心だったのですが、お化けは私の予想以上に
ビックリしてしまって少し度が過ぎたかなと反省をしたのでした。
あと書き
犬山市といえば、明治村と国宝犬山城を絶対に忘れてはいけませんね。またその1~2年後に一度だけ訪れたことがあったのですが
とても見応えのあった明治村、そして古い歴史を感じる名城・犬山城など
愛知県犬山市はとても素晴らしいところでした。